全世界でスマッシュヒットしている「ウォークラフト」の映画版が2016年7月に公開されました。ゲームの世界観を尊重した、壮大な映像などが魅力です。
7月の国内公開の前に、既に46か国(中国、北アメリカ、フランス、ドイツ、ロシアなど)で公開されており、オープニング興行収入でナンバーワンを記録。ツイッターなどでも「美麗な世界観」「原作を重んじた映画」などと大絶賛されました。そこで様々なオンラインカジノはこの映画のスロットゲームを開発し始めました。
そして、6月21日の段階で全世界興収が3.7481億$に到達。
これは、ゲーム原作ムービーとしてそれまでナンバーワンの興収(3.3636億$)を誇っていた「プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂」や、2億$代後半を記録していた「トゥームレイダー」「バイオハザードⅣアフターライフ」などの数字を、公開日からたった20日ほどでオーバーするほどの快進撃でした。もともとインターネットでプレイするゲームなのでウォークラフトオンラインスロットのピーアールも簡単でした。オンラインCASINOの会社にとって嬉しいことです。
※「BOX OFFICE MOJO」より。6月21日の段階での情報
そんな注目作を公開前に観る機会に恵まれたので、配給会社の東宝東和さんの元へ向かいました。
観賞し終えているので、色々と語りたいところですが、ネタバレになりそうなのでカットします。ただ、とにかく原作未プレイでも存分に楽しめる映画である事は確かですし、プレイ済なのであれば更に深く味わえる作品になっていると自信を持って言えます。
ご存知の通り、ゲーム原作ムービーは玉石混交ですが「ウォークラフト」は個人的に、本当に素晴らしい作品だと感じました。ゲーム原作のオンラインスロットゲームも負けないぐらい、素晴らしいグラフィックでクオリティ高いゲームに仕上げました。ボーナスやスロットの流れもとても楽しかったと思います。
「ロード・オブ・ザ・リング」等の「これがファンタジーだ!」という映画を愛する人には、特に突き刺さりやすい作品になっているのではないかと思います。
監督はダンカン・ジョーンズ。これが3作目との事でした。
映画通でないと知らない監督でしょうが、父親が実はあのデビット・ボウイ。
そして、先行2作の「月に囚われた男」「ミッション:8ミニッツ」が、いずれも好評を博しており、現在一番注目されているルーキー映画監督なのです。
私も2作とも観ていますが、オチ、演出、世界観など、どれも独特であり、個人的に非常に好きです。ダンカン・ジョーンズ監督の作品は、伏線のばらまき方や、登場人物のリアルさが特に素晴らしく、観ている人をストーリーへと引っ張り込む力も抜群だと思います。
私は、この監督の作品は今後も間違いなく全部観ると思います。オンラインギャンブルの方のスロットも間違いなく大人気になるでしょう。
ちなみに「インディペンデントチック」なムードの映画の方がジョーンズ監督にはマッチするのではないかと考えていたのですが、ウォークラフトはそんな一抹の心配を拭き飛ばす作品でした。
良い意味で期待を裏切られましたね。